レポート

welzo研究農場×内浜保育園 きゅうり収穫体験を実施しました

 農園業のイノベーションカンパニーであるwelzo(本社:福岡県福岡市博多区/代表取締役社長 金尾佳文)は、「welzo研究農場(福岡市西区今津)」にて、内浜保育園(福岡市西区、園長 川嵜若)の年長園児41名に参加いただき、きゅうりの収穫体験を実施しました。  同研究農場は、九州大学と共同できゅうりの自動栽培システムについて研究を実施しており、敷地面積約1,000坪の中にビニールハウスを5棟構え、施設内に設置した高性能カメラや各環境測定機器から得られるデータで日々作物の生育状況を研究しています。今回は、研究の際の成果物であるきゅうりを通して、農業や野菜を身近に感じて頂きたく、地元の園児向けイベント第二弾として実施しました。

収穫体験のようす
収穫体験のようす

 きゅうりの成長過程や収穫方法の説明を行い、実際に収穫体験を実施しました。収穫に適したサイズの確認や、幹を持ちながらねじって採る収穫方法に、はじめは戸惑いも見られましたが、すぐに慣れたようで大きさや採った数を競い合うなど、楽しみながら収穫を体験されておりました。特に、生育過程で身の断面を星形やハート型に育成したきゅうりは人気で、収穫した子の歓声や笑顔が印象的でした。収穫体験後は、質問タイムを設けました。「どうしてきゅうりの花は黄色いのか?」、「どうして『きゅうり』という名前なのか?」、「どうしてねじったら採れやすいのか」等、様々な質問が飛び交いました。

収穫体験のようす
収穫体験のようす
質問タイムのようす
質問タイムのようす

 今回収穫したきゅうりは、内浜保育園のみなさんに持ち帰って頂き、実際に自分たちが採ったきゅうりを食べることまでを含めた食育体験として実施いただきました。  ご参加いただいた内浜保育園園長の川嵜様からは、「今回、初めてきゅうりの収穫体験を実施しました。他の芋ほり等の収穫体験と異なり、収穫出来るサイズを自分たちで判断するという行為は、子供たちにも刺激的で興味深かったようでした。また、日常的に給食などでもよく食べている身近な野菜ですが、収穫物だけでなく成長過程も含めて学べる良い機会になりました」というコメントも頂きました。

内浜保育園(社会福祉法人明桂会 内浜保育園)  福岡市西区、姪浜駅から徒歩7分の距離にある認可保育園。"たくましい子、やさしい子、かんがえる子"を保育理念に、園庭、砂場、ホールを備えており、園にはにぎやかな声があふれています。

 私たちwelzoは、今後も農業および園芸でイノベーションを起こしていくとともに、地域に根差した活動を推進して参ります。